ECO通信 Vol.88 まつぼっくり保育園の基礎内ジオ配管の様子
2012年12月08日
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阪神間で初めてジオパワーシステムを導入した「まつぼっくり保育園」の基礎内の配管の様子です。 黒い色のパイプが網状のパイプで、空気の通り道を決めるパイプです。 ジオパワーシステムでは、機械室から送り出す空気のパイプ(配管)と、室内に送り込むパイプ(配管)がつながっていません。 よく見ると分かると思うのですが・・・・どうです?分かりますか? 写真①と③で黒色で横に長くつながっているパイプが、機械室から送り出す空気のパイプです。 写真①と③で灰色で縦に立ち上がっているパイプが、室内に送り込むパイプです。 それぞれのパイプの間には、石を敷き詰めます。 その石が熱を蓄えるのです・・・蓄熱です。 ジオパワーシステムは、その石の蓄熱層の温度変化を少なくして、年中16℃前後に抑える事で室内の温度を安定させながら換気するシステムです。 写真②の左上に並んで黒色のパイプが6本立っているのが分かりますか? これが、ジオパイプの内パイプです。 ジオパイプの外パイプは地中熱との熱交換に有利なアルミ製パイプですが、内パイプは熱交換し難いポリエチレン製パイプです。 ECO通信 Vol.87を見て頂くとジオパイプのアルミ製外パイプがよく分かります。 |
ECO通信 Vol.87 保育園にジオパワーシステム採用決定!
2012年11月04日
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阪神間で初めて「保育園」にジオパワーシステムが採用されました。 西宮市の甲子園口6丁目に出来る「まつぼっくり保育園」です。 阪神間初の工場用スポットクーラー(ECO通信 Vol.83)に続き、うれしいニュースです。 ここでは、0歳児、1歳児の保育室と臨時保育室に採用されました。 子供たちの健康のためを考えて、阪急福祉会の松本理事長様に決断して頂きました。 左は、ジオパイプの施工写真です。 |
ECO通信 Vol.86 ジオパワーシステムの技術紹介(その2)
2012年10月04日
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兵庫県建築士会会報「つどい」のジオパワーシステムの技術紹介の続編です。 やっぱり文章が変!・・・ちょっと恥ずかしいです。 掲載された文章と「つどい」の表紙を写真添付しますので、少し読み辛いかも知れませんが、読んでみてください。 ECO通信Vol.84の8月号と今回(9月号)の掲載で終わりですが・・・読んでくれた人、仕事頼んでくださいね^^ |
ECO通信 Vol.85 関西電力管内の節電率が10%以上に!
2012年08月23日
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先日、テレビのNEWSで知ったのですが「無理やろう…と言われていた関西の節電が、日本一の節電率に!」 全国平均では6.9%なので、すばらしい出来ですよね^^ 節電率を引っ張ったのは、企業では無くて家庭の節電が効いたらしい。 うろ覚えですが、家庭の節電率は13%やってんて! 想像してみましょう・・・・・・・・・。 日中の暑い時間になると、家庭に居た“大阪のオバちゃん”が喫茶店やパチンコ屋………ブティックに百貨店に出没する。 もちろん買い物では無く、涼みにです。 そして、家では、我慢して、辛抱して、戦時中の精神で「欲しがりません勝つまでは!」の精神でエアコンを止めます。 来年まで・・・・・・・・いやいや、このデータは7月ですので、8月には負けてるかもですね。 しかし、関西電力の「節電にご協力を」のCMを見かけませんね・・・。 これは、関電のゆとりの表れでしょうか? 本当は、関電ではなく、各家庭が、辛抱・我慢・精神力ではなく、ゆとりで節電できるために補助金を・・・と思います。 家を遮熱・断熱するのが、一番簡単な節電です。 弊社では、遮熱・断熱塗装として株式会社日進産業のガイナを取り扱うことに決めました。 リフォームやリフレッシュで外壁・屋根の塗装替えを考えておられる方は、一度連絡してみてください。 性能は、抜群です! 株式会社日進産業は独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のライセンス契約企業です。 ガイナは、JAXAのH-Ⅱロケットの先端部分に塗布する断熱技術で、JAXA COSMODE PROJECTブランドの商品です。 JAXAに宇宙技術を応用した民生用商品です。 |
ECO通信 Vol.84 ジオパワーシステムの技術紹介
2012年08月08日
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この度、兵庫県建築士会会報「つどい」の8月号に 文責:山本益也 でジオパワーシステムの技術紹介を掲載していただきました。 自分で書いた文章ですが、読み返すと・・・あっちこっち変で・・・少し恥ずかしいです。 掲載された文章と「つどい」の表紙を写真添付しますので、少し読み辛いかも知れませんが、読んでみてください。 全2回の紹介ですので、来月の9月号にも載ります。 その時にも、また、このECO通信に掲載します。 |
ECO通信 Vol.83 阪神間第1号のジオスポットクーラー
2012年08月01日
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阪神間初!地中熱利用(ジオパワーシステム)スポットクーラーを豊能運送株式会社様(TOYONO)の北伊丹物流センターに設置 ~ 平成24年7月20日(金曜日)完成引渡し ~ 無限で無償の地中熱エネルギーを熱源として、作業員の労働環境を経済的に改善 豊能運送株式会社様のご依頼を受けて、北伊丹物流センターに地中熱を利用したジオパワーシステムによるスポットクーラーを設置しました。 仕組みは、当センターの2階の梱包作業エリアをビニールカーテンで仕切り、外気を地中熱で少し涼しくして、送り込みます。 一般的なスポットクーラーと違い、室内に排熱することが無いのが最大の特徴です。 35℃以上にもなる昨今の猛暑の節電対策に、経済的にも地球環境にもやさしいジオパワーシステムを採用する事で、作業員にやさしい労働環境を実現しました。 【引渡し時の最終実測データ】平成24年7月19日(木)15:00 外気温度≒33℃ ジオパイプだけの吹き出し温度≒28.5℃ ジオパイプ+井戸水ラジエーターの吹き出し温度≒26℃ ジオパイプ+井戸水+ヒートポンプの吹き出し温度≒24℃ カーテン外の温度≒32℃ カーテン内の温度≒28℃ になりました。 ジオパワーシステム採用スポットクーラーは、阪神間初になります。 兵庫県内では、加古郡・神埼郡・加東市・丹波市に続いて5例目です(平成24年7月ジオパワーシステム会本部調べ)。 更に井戸水の熱交換後の排水を再利用して、ヒートポンプの室外機を冷却する目的でミスト装置も取り付けました。 このミスト装置でヒートポンプ室外機周囲の空気を2℃以上下げることが可能です。 |
ECO通信 Vol.82 住宅に関する法制度の方向
2012年07月11日
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※ 新しい省エネルギー基準の方向 現在使われている住宅の省エネルギーのものさし「次世代省エネ基準」(平成11年基準)は、断熱仕様から断熱性能を設定し「Q値」(熱損失係数)で表わします。 この基準には、強制力がなく設定自体も中途半端でした。 その後新設された「トップランナー基準」では、断熱性能に加えてエネルギー効率や創エネルギー効果が対象とし、一次エネルギー消費量換算で評価し、建売業者には実質義務づけされています。 因みに、一次エネルギー消費量とは石油などの消費量を示し、単位は「GJ」(ギガジュール)・「MJ」(メガジュール)などです。 現在検討されている「新省エネ基準」も一次エネルギー消費量がベースになる方向で、2020年までには全ての住宅に適合が義務化される予定です。 ※ 住宅性能表示制度は住宅のエネルギー性能表示に 「住宅性能表示制度」では住宅の温熱環境(省エネ性能)を評価し、4段階の等級で表示します。 等級1:規定なし 等級2:旧省エネ基準(昭和55年) 等級3:新省エネ基準(平成4年) 等級4:次世代省エネ基準(平成11年) 「長期優良住宅」の認定要件や「復興支援・住宅エコポイント制度(新築)」と「フラット35Sエコ」の要件も等級4以上です。 省エネ基準が一次エネルギー消費量換算に変われば、住宅性能表示と長期優良住宅の評価基準も同様に統一されるでしょう。 EUでは住宅の燃費(暖房・冷房・換気・給湯・照明の延床面積当たりの年間エネルギー消費量)を新築時と中古住宅売買時に表示する「エネルギーパス」制度が普及しつつあり、ドイツでは2008年から法制化されています。 因みに、左の写真は弊社施工の写真です。 本題とは関係ありませんが、さみしいので載せました。 |
ECO通信 Vol.81 新東名高速の静岡SAのジオパワーシステム1
2012年06月22日
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先日、東京出張の時に新東名高速を通り、静岡SAに立ち寄りました。 広い大きなSA(写真①)でした。 目的は、このSAに採用されたジオパワーシステムを見るためです。 SAのインフォメーションの横に大型の液晶モニターがあり、そこで、スーパーエコエリアを紹介(写真②)をしていました。 最初のインフォメーション画面で、全体の採用技術の配置図(写真③)が表示されています。 この配置図の中央赤色の「土の中の熱」と書かれた部分が、ジオパワーシステム採用の部分です。 画面下のメニューの「土の中の熱」を押すと説明画面(写真④)が映ります。 ここでは、フードコートにジオパワーシステムが採用していました。 添付写真が4枚までなので、下のECO通信 Vol.80 新東名高速の静岡SAのジオパワーシステム2へ続きます。 |
ECO通信 Vol.80 新東名高速の静岡SAのジオパワーシステム2
2012年06月22日
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インフォメーションのお姉さん(残念ながら、写真はNGでした)に尋ねると、それなりに説明してくれました。 ジオパワーシステムの説明も、正解では無いけど、合格点かな? 採用されているフードコート(写真⑤)は、結構広い。 お姉さんの説明では、厨房も含めて採用されているそうです。 ジオパイプを探しに裏へ出ると・・・・ありました!(写真⑥) パイプが12本使用されていました。 その他のECO技術として 太陽光発電(写真⑦) ヒートポンプ 小風力発電(写真⑧) 床振動発電 バイオマス燃料 LED照明 人感センサー 水の再利用 ミストシャワー LOW-Eガラス 壁面緑化 遮熱 などが紹介されていました。 |
あけまして おめでとうございます。
旧年中は、お世話になりました。
今年も、よろしくお願いします。
昨年、髭の渡しの祠の経過写真をアップするのを忘れてました。
なので、新年早々ですが、髭の渡しをご覧ください。
1番上の写真が新築当時(2009年9月)
2番目の写真は築1年目(2010年9月)
3番目の写真が築2年経過(2011年9月)
1番下の写真は築3年経過(2012年9月)
無垢の木材(桧・赤松)の様子を比較してください。
艶が無くなっただけではなく、黒くなっているのが分かると思います。
屋根の破風や壁板と建具の裾の方を見ると、明らかに黒い!
桧などは、自然に黒くなって長持ちします。
屋根の銅板は、まだ輝きを失っただけで、変色はまだです。
銅板は、緑青と呼ばれる錆(緑色)になって長持ちします。
神社の屋根なんかでご覧になったことはあると思います。
この祠に使った銅板は厚みが薄い方なので、緑青がでるか・・・・?
安定した錆を発生させてるには、厚みが必要なんです。
天然素材のお話でした。