エコ通信

2015.01.07 15:25

ECO通信 Vol.113 アスベスト吸着工法が特許登録できました

 弊社では、アスベストを飛散させないでスレート屋根に太陽光パネルを設置する方法を検討していました。

2年前から特許申請をしようと考え、架台支持金物の形状・使用工具・樹脂の注入方法・アスベストの飛散量などを実証実験してきました。

昨年の7月に、施工方法を確定し、データをまとめて特許出願しました。

その結果、昨年末に特許証(写真参照)が届きました。

この工法は「アスベスト吸着工法」と呼びます。

屋根スレートに太陽光パネル及び架台の荷重を負担さないように架台の支持金物に工夫をしてあります。

架台の支持金物を直接母屋に乗せることでスレートへの負荷を軽減します。

スレートに穴を明けるときの大気へのアスベスト飛散に対して集塵装置で飛散量を抑制します。

また、室内へのアスベスト飛散に対しては、アスベストを吸着する樹脂を注入することで大幅に軽減します。

工場の波型スレート葺きの屋根などでアスベストを気にして太陽光発電パネル設置に消極的な方は一度内容説明をさせてください。

波型スレートにパネルと架台の荷重を負担させないだけでも価値があると思っています。

   まゆまゆ

ページの先頭へ