エコ通信

2015.02.28 20:15

ECO通信 Vol.115 光熱費0円住宅 第4号邸 解説3

 危ない!危ない!!

約束の1ヶ月1回の記事を忘れるところやった(^^;
ギリギリ、セーフ!
今回は、太陽の輻射熱の利用と遮熱について解説します。
先ずは、この写真をご覧ください。
昨年の7月上旬に写した写真です。
日差しが建物の基礎付近に当たっていることに注目してください。
真夏の強烈な日差しを少し深めの庇で止めて、影を落としています。
軒樋を含めた庇の深さを計算してあります。
真夏の正午過ぎに直接太陽光が差し込まない(遮熱)ことで、夏を涼しく過ごせます。
このことは、冬にも関係します。
冬には逆に直接太陽の光を室内に差し込ませる様に計算しています。
太陽の輻射熱を利用して、ポカポカ暖かい部屋を実現します。
次の写真は、この家の西面が写っています。
西面の開口部を極力少なくしているのが分かってもらえると思います。
その少ない開口に2時過ぎの日差しが差し込んでいます。
しかし、室内の明るさ確保のための欄間部分のガラスには日が当たっていません。
明るさに対して、太陽輻射熱の影響を直接受ける量を少なくしています。
このように、太陽の輻射熱に対する工夫をデザインとして取り入れています。
   まゆまゆ
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