エコ通信

2015.04.06 16:05

ECO通信 Vol.117 太陽光等の買取価格

 少々、遅ればせながらですが、分かり易い表があったので紹介します。

太陽光発電によって発電する電力の買取価格をみると・・・
10kw以上と10kw未満に分かれています。
10kw以上が全量買取制度(20年)の価格になります。
今年度の全量買取は、昨年までと違い6月末以前と7月以後に分かれています。
6月末までに設備認定された場合は31.32円/kw。
7月1日以後に設備認定された場合は29.16円/kw。
前年度が34.56円/kwあったのに比べると・・・やっぱり寂しいですね。
発電による収入と当初の設備投資のバランスがギリギリかな^^
全量買取では、太陽光で発電される直流を交流にするパワーコンデンサーの作動電力が関電から請求(少し)されます。
でも、20年の固定価格での買取りしてくれるのは、魅力です。
10kw未満は余剰買取(10年)の価格のことです。
これも昨年度の37円/kwから下がっちゃいました。
こちらも出力制御対応機器設置義務の有無で買取価格が違います。
関西電力は出力制御対応機器の設置義務が無いので33円/kwです。
因みに、出力制御対応機器の設置義務のあるのは、北海道、東北、北陸、中国、四国、九州、沖縄電力です。
余剰電力とは、発電電力で自分の消費電力をまかなったのち、余った発電電力のことを言います。
余剰電力買取制度とは、余った発電電力があれば、電力会社が買取り収入を得ることを保証する制度です。
     まゆまゆ
ページの先頭へ