ECO通信 Vol.78 光熱費0円住宅のデータ分析から分かる事
2012年04月28日
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4月19日の「第1号 2年目」のCO2排出量の増減比較のグラフだけを観ると、明らかに1月2月のCO2排出量が突出して多い。 これは、1年目が灯油10リットルに対して2年目が36リットル使ったことが主原因でした。 電気エネルギーと比べて、直接燃やして暖を取る石油(灯油)ストーブの燃料効率の悪さが分かります。 灯油の燃料としての効率が悪いだけではなく、小型の装置(ストーブ)は大型の装置(ガスタービン発電)に比べて、やはり効率が悪い。 これは、最近騒がれている節電をすると、実は省エネでは無いことになると思います。 節電して小型の発電機を動かす・・・節電して小型の燃料電池で発電する・・・など、省エネでは無いように思います。 節電=省エネになる方法としては、やはり自然エネルギーをうまく使う事だと思います。 弊社の宣伝になりますが、ジオパワーシステムでは、地中の熱エネルギーで外気を少し16℃に近づけて室内に取り込むだけです。 その熱源にエネルギーを投入する必要はありません。 消費エネルギーと再生可能エネルギーの違いです。 消費エネルギーは化石燃料などをエネルギーに変換して使ってしまうと再生できません。 地中熱などの再生可能エネルギーは、毎日・毎年自然の力で再生されます(パッシブの場合で、アクティブ場合は枯渇する可能性があります)。 ジオパワーシステム=地球環境負荷低減=省エネ=節電 となります・・・ という事で今回のECO通信を閉めさせていただきます。 |
ECO通信 Vol.77 省エネ住宅と建築物の支援補助金制度
2012年04月20日
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経産省資源エネルギー庁と国交省住宅局の発表です。 今年度の補助事業者(執行団体)が決まりました。 ※一般社団法人環境共創イニシアチブ ※一般社団法人日本サステナブル建築協会 ※一般社団法人環境共生住宅推進協議会 の3者による共同事業になりました(昨年度と同じです)。 今年度の“住宅・建築物のネット・ゼロ・エネルギー化推進事業”に70億円(予算要求140億円)の予算がつきました。 この補助金は住宅だけではないので、70億と言えば凄い!と思いがちですが…実は少ない。 全て住宅として、1件あたり150万円と仮定すると、4666件しかない。 47都道府県で割ると、兵庫県で100棟分・・・。 建築物もあるので、これは…かなりハードルを上げて、応募数を抑えるか? それとも、応募殺到で早い者勝ちになるか? 予想では5月になれば団体システムでの応募が始まるらしい。 ジオパワーシステムでは、勿論、応募する予定です。 まだ詳細が不明なので、今後の情報を逃さないようにします(^^; |
ECO通信 Vol.76 ジオ(GEO)パワーシステムがNEXCO中日本の新東名に!
2012年03月26日
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NEXCO中日本の新東名高速道路のサービスエリアに「スーパーエコ・エリア」が設けられます。 上りの静岡SAの「NEOPASA静岡」内にエコメニューを満載して「スーパーエコ・エリア」と称するようです。 その「スーパーエコ・エリア」にジオ(GEO)パワーシステムが採用されました。 左の写真は、2012年2月22日のNEXCO中日本の定期記者会見の資料です。 ちょっと遠いですが、東京に行くことがあれば、立ち寄ってジオの風を感じてみてください。 ちょっとNEWSでした。 |
ECO通信 Vol.75 省エネと節電は違うの?
2012年03月10日
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福島原発から節電がよく叫ばれていますが、節電と省エネとはそもそも違うのでしょうか? 今回は、それを考えてみましょう。 先ず、節電で規制する電力はkwです。 キロワット・・・?・・・電力の1時間値を抑制する=最大値を制御することです。 それに対して、省エネで規制するのは電力で言うとkwhです。 キロワットアワー?・・・アワーが増えてる。 これは、電力全体量のことで、消費エネルギーの総量を規制することです。 分かりましたか? 法律では、節電は電気事業法で、省エネ法に依ります。 目的も違って、節電は電力の使用制限(最大電力の抑制により停電の回避)なのに対して、省エネはエネルギー資源の有効利用が目的です。 背景が、節電は原子力発電の停止による発電能力低下から計画停電になったのに対し、省エネは地球環境問題(温暖化ガス排出量抑制)からです。 そして、その実績ですが、節電では生産の継続に影響がでて、コストも増し気味、過度の節約、そして環境への懸念まで出ていルのに対して、省エネの方は生産性が向上、コスト削減、新技術開発、そして環境改善へ向かっています。 どうですか? 似ているようで、分析するとかなり違いますよね^^ では、また。 |
ECO通信 Vol.74 ノンエナジーベネフィット???
2012年02月21日
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国は住宅などの省エネ基準適合について、2020年までに義務化しようとしています。 平成11年基準の次世代省エネ基準以上になる様子です。 事実、ヨーロッパや韓国と比べると次世代省エネ基準ではレベルが低い。 また、断熱性能だけではなく「パッシブシステム」などで、エネルギー消費をトータルで抑える。 さらに、省エネ性だけではなく、健康上の効果など「ノンエナジーベネフィット」の重要性も語られている。 ノンエナジーベネフィットとは省エネに直接関係の無い生活者の冬場の脳卒中の原因とされる「ヒートショック」の緩和など健康上のメリットの事だそうです。 お気付きと思いますが、ジオパワーシステムは「パッシブシステム」です。 そして、家中暖差が少ない=ヒートショックが起こり難い=「ノンエナジーべネフィット」効果も十分に備えています。 |
ECO通信 Vol.73 東京の省電力の状況は・・・・!
2012年02月06日
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とある用(総務部長「なんでも鑑定団」出演の応援)で東京に行きました。 東京電力管内では、どのくらい頑張って電力消費を抑えているのか? と思って関心を持っていましたが・・・・・。 全くでした。 初日のホテルの空調設定は室温22℃で風力強で、室内はムッとする…。 空調設定を室温15℃の風力弱にして、還気小窓を開けました。 寝るときは、涼しくなったので還気小窓を閉めました。 二日目のホテルもムッとしたので、セントラル空調を切りました。 駅も以上に暑かったし、出演者控室も暑かった・・・。 ちっとも省電してないやん………………。 以上、東京省電力レポートでした。 |
ECO通信 Vol.72 今朝の地中熱速報!!
2012年02月03日
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冬になりましたねぇ。 今朝は、グッと冷え込み…寒い!冷た~い!! しかし、大地の恵みは…やさしいです。 今朝8時の地中熱は15℃でした。 気温が-2℃ですから、その差は17℃です。 昨年の夏には外気が34℃で地中熱が16℃。 地中熱は、安定してますねぇ。 皆さんも、この安定した、無限で無償の大地の恵みを生活に取り込みませんか? とっても省エネですよ^^ 追伸:光熱費0円住宅のページを始めましたので、ご覧になってください。 http://www.yamamoto-inc.co.jp/topics3/topics.cgi |
ECO通信 Vol.71 弊社事務室天井照明の一部をLED照明にしました
2012年01月19日
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実は、昨年末に取り換えていたのですが…エコ通信に載せるのを忘れてました^^ヾ 弊社の事務室のうち工事部デスクの天井の蛍光管をLED管にしました。 事務所のGEO導入大改装から5年。 蛍光管もその時のままで来ましたが、最近ちょくちょくと切れ始めてました。 そこで、エコな会社としましては「やっぱりLEDかな^^」と考えまして… 全数はまだ先にしましたが、工事部のエリアだけでも…と交換しました。 上の写真の左側がLEDに交換した方で、右側は蛍光管のままです。 蛍光管の方が少し黄色いのですが、写真ではよく分かりませんネ。 蛍光管も白い光と思っていましたが、LEDはもっと真っ白! 漂白されたような白い光です。 写真中がLED管のアップです。 光が直進性が強く、シャープに見えます。 作業手元も同じくスッキリと見えます。 写真下は従来の蛍光管のアップです。 少し光がボヤケるとか滲むとかいう感じになります。 そうそう、LED管の方が顔色が悪く見えます。 これで、会社の電気代が少しでも下がると嬉しいです^^ |
ECO通信 Vol.70 これがGEOパイプです
2012年01月10日
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最近ちょっと……ではなく、余りにもエコ通信をサボり過ぎてますね。 12月は全く情報提供できてませんでした…ごめんなさい。 資料を整えたりするのを…サボってしまってました。 今も慌てて書いているので、お許しください。 ジオパイプの写真があったので、タイトルにしただけです。 住宅用エコポイント制度が復活していますが東日本大震災復興支援が付加されています。 新築で15ポイント・リフォームで30ポイントのようです。 詳細は、また、情報を整理してからお知らせします。 |
国土交通省の環境不動産ポータルサイトは、平成22年7月に立ち上がっています。
平成24年4月の環境不動産懇談会提言が発表されています。
【 概 要 】
環境性能が高いオフィスビルなどの収益用不動産(賃貸物件)=環境不動産が適正に認識・評価される市場の形成に向けて
①情報の可視化
②既存ストックの対応
③環境対応の推進
が必要とまとめてあります。
詳しいことは国土交通省の環境不動産ポータルサイトをご覧ください。
http://tochi.mlit.go.jp/kankyo/index.html
弊社では、今年の4月から古い賃貸住宅をお持ちの大家さんに向けて、リフォームをして一括借上げを始めました。
これは、②の既存ストックの対応と③環境対応の推進に該当します。
解体撤去→新築→一括借上だと建設廃材が大量に出て環境負荷が大きく、大家さんの初期投資負担が大きい。
リフォーム→新築→一括借上だと建設廃材が少なく環境負荷も少なく、大家さんの初期投資負担も少ない。
更に家賃保証内で返済可能な程度のソーラー発電なども設置して、収益を後押しも可能と考えています。
興味のある方は、お問合せフォームか電話でお問い合わせください。