ECO通信 Vol.59  ジオ(GEO)パワーシステムが“地球環境大賞”
2011年03月11日
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~ 大手企業が名を連ねる中、中小企業としては唯一の受賞です ~

“地球環境大賞”(主催:フジサンケイグループ、特別協力:WWFジャパン、後援:経済産業省・環境省・文部科学省・国土交通省・日本経団連)の受賞者がこのほど発表され、地中熱を利用したジオパワーシステムが「フジサンケイビジネスアイ賞」を受賞しました(授賞式 平成23年4月5日)。
地球環境大賞は、「産業の発展と地球環境との共生」を基本理念にした温暖化の防止や環境保全活動に熱心に取り組む企業や団体を毎年表彰しているもので、今年で20回目になります。
詳細内容は次の地球環境大賞のページに掲載されています。

http://www.fbi-award.jp/eco/jusyou/index.html

 【ジオ(GEO)パワーシステムの受賞暦】
地球温暖化防止活動 環境大臣賞/JCCCA(2004.)
世界百選の環境技術 愛・地球賞(2005.)
新日本様式100選に選定(J024)(2006.)
グッドデザイン賞受賞(新領域部門)(2007.)
エコプロダクツ大賞審査委員長特別賞受賞(2007.)
第7回日本環境経営大賞・環境価値創造賞(2009.)
第4回ニッポン新事業創出大賞アントレプレナー部門最優秀賞(2009.)
http://www.geo-power.co.jp/contents/aboutus.html
ECO通信 Vol.58 “光熱費\0円を目指した家”と以前のマンション生活との比較
2011年01月28日
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Vol.56で紹介した5万円のお小遣いを稼ぐ家のデータ分析の第2弾です。
以前生活されていたマンション【約65㎡】での光熱費とCO2排出量を比較してみました。
マンション生活では、電力とガスと灯油がエネルギー源でした。
このお宅は平均的マンション生活よりもエネルギー消費が少ない。

比較相手は新築木造住宅“光熱費\0円を目指した家”【約93.5㎡】(以後新居いう)です。
しかも、大きな吹抜けもあるので…互角かなと思っていました。
しかし、結果はかなりの大差がありました。

マンションで消費していた全てのエネルギーをCO2換算しました。
新居がオール電化なので電力をCO2換算しました。

マンション生活が 約1691㎏-CO2 でした。
新居の生活が 約1308㎏-CO2 でした。
CO2排出量で -22.6% です。
これは、予想以上…と言うより予想外に近い!

昨年末に引き渡した“CO2排出-25%を目指す家”の結果(来年データ報告予定)も楽しみです。

エネルギー費用も凄いことになっています。
マンション生活が \122,646円 の支出で、新居が \49,554円 の収入です。
以前の生活よりも \172,200円(約14,000円/月)支出が少ない!
近いうちにローン合わせて考えてデータ整理して報告しますね^^
ECO通信 Vol.57 ジオ(GEO)パワーの基礎おさらい
2011年01月18日
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急に寒くなりましたね。
1月16日(日)の午前7時の気温が-2℃でした。
思わず、弊社の温度表示板の写真を撮りました。
外気温度-2℃ですが、地中5m付近の温度が16℃でした。
-2℃の外気を取り込み、16℃の地中熱で少し暖める。
その暖まった空気を室内に送り込む。
この少し暖める熱源が自然のエネルギーで無償で永久なのです。
ECO通信 Vol.56 “光熱費\0円を目指した家”の1年目の電気代
2011年01月14日
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2009年12月に完成引渡した“光熱費\0円を目指した家”の1年間のデータが揃いました。
ECO通信 Vol.46で速報した時には、お小遣い3万円ぐらいかな?と思っていましたが・・・
蓋を開けてみたら、なんと約5万円のお小遣い!
うらやましい...

オール電化なので、この住宅のエネルギー消費は全て電力です。
その消費電力からソーラーで発電して使用した分を差し引き購入します。
関西電力から購入した電力が、表の購入電力料金です。
年間購入電力料金が\90,318円の支出です。

それに対して、ソーラーで発電して使用しなかった分を買取って貰えます。
関西電力に買取って貰えた電力が、表の余剰買取金額です。
年間余剰買取金額が\139,872円の収入です。

年間余剰買取金額\139,872円-年間購入電力料金\90,318円=お小遣い\49,554円
この住宅は、エネルギー消費代金がタダ!更にお小遣い約5万円を稼ぐ住宅です。

余剰電力固定買取制度の1kw当りの単価が48円のまま全量買取制度になると大儲けになる!?
全量買取制度になる時は、単価がもっと下がるんでしょうね・・・

因みに家族構成と生活状況を以下に記します。
  30代後半の御夫婦に4才の娘さんと2才の息子さん
  夫婦共働きで、平日の日中は家には誰も居ません 
  御夫婦共に暑さ寒さには強いです

“光熱費\0円を目指した家”の主な仕様
  基礎空調 → ジオ【GEO】パワーシステム(快適プラス型)
  供給エネルギー → オール電化
  発電システム → 太陽光発電3.3kWh(三菱)
  住宅仕様 → 長期優良住宅推進事業
  省CO2仕様 → 省CO2住宅推進事業
ECO通信 Vol.55 「紙」のちょっと“ECO”な話です
2010年11月27日
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身近な「紙」について書いてみました。
紙の用途は、情報の記録・伝達・保存及び包装・運搬・衛生などです。
紙の長所は、価格の安さ・強度・加工のし易さ・見栄え・軽さ・手軽さ・吸水性・感触の良さなど。
紙の最大の特徴は、再生産可能な天然資源の木材が原料という事です。

紙の生産量(2009年度)
世界第1位は中国で8,600万トン、第2位はアメリカで7,100万トン・・・日本は2,600万トンです。
人口一人当りに換算すると、アメリカ223kg、日本205kg、中国64kg。
中国の生産量拡大の速さと大きさは他の産業同様に驚異的です。

紙のリサイクル(2008年度)
製紙産業は、古紙の回収利用と植林による木材チップ利用の原料循環型産業です。
日本の古紙回収率は75%です。
回収された古紙の99%が製紙原料に利用されています。
(以下、王子製紙資料)
古紙利用率目標62%で、残りを木材チップに頼っています。
木材チップ使用率は、植林木由来が66%、製材廃材由来が24%となっています。
植林木は成長が早く(植林から5~10年で伐採可能)、その植林面性拡大による「森のリサイクル」を推進中です。

以上は、兵庫労働基準連合会広報「六甲展望」の記事からの抜粋です。

弊社でも社内文書に裏紙を使用してから回収業者に渡して、エコ活動しています。
改めて「紙」についての記事読んで、ふ~~~ん!と思い、書いてみました。
ECO通信 Vol.54 地球温暖化じゃなくて、地球全凍結の話です
2010年10月29日
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今年の日本の平均気温は観測史上最高で、暑かったですねぇ。
地球温暖化が進行しているのでしょうか?
そして急に冷え込んで、今は寒い・・・のに台風が・・・・・・。
そんな中で、ちょっと信じられない記事を見つけたので紹介します。

長い地球の歴史では地球が丸ごと凍った時代があったらしい。
スノーボールアース(全球凍結)と呼ばれる理論です。
1992年に米国の地球物理学者が提唱しました。
地球の平均気温は氷点下40℃です。
地質学的な証拠も見つかり、22億年前・7億年前・6億5千年前の3回起きた説が有力です。

なぜ全球凍結が起きるか?
そのカギは、赤外線を吸収する二酸化炭素などの温室効果ガス。
温室効果ガスは現在のような寒冷期に火山活動が平穏な期間が長引くと減少します。
その状態で地表の氷の量が一定の割合を超えると全球凍結に至るらしい。

私たち人類のみならず、殆どの生物は死滅するでしょう。
しかし、単細胞生物は3度の凍結を乗り切っています。
一部の活動している火山の周囲で生き延びたのかもしれません。
1回目の後に真核生物が登場し、3回目の後には多細胞生物が繁栄しました。
地球環境の急変が、生物の進化を促したのでしょうか?

人間とはスケールの違う地球のお話でした^^
ECO通信 Vol.53 パワーコンディショナー取替
2010年10月06日
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弊社のソーラー発電のパワーコンディショナーが異音がし始めたので、取り替えしました。
平成11年に取り付けた三洋電機株式会社の“サンテセラ HIT パワー 21 ”のパワコンです。
寿命だったのか?は分かりませんが、余剰電力買取価格が良い時にロスしているのは、もったいないと思い取り替えました。
電機製品ですから、寿命が10年~15年・・・と思えば、11年は少し早いけど寿命かもしれませんね。
これで、変換後の余剰電力がぐんと増えたらいいなぁ^^

パワーコンディショナー:ソーラーパネルが発電した直流の電気を交流に変換する装置です。
ECO通信 Vol.52 新築から1年の「髭の渡し」様子
2010年09月29日
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ちょっとエコと違うかな?って言う感じの話ですが、お付き合いください。

昨年、髭の渡しの祠を再建しました。
で、1年経って、どんなかな?と思い、見に行きました。

上が新築当時の写真で、下が今年の写真です。

外観の方を見てください。
 屋根の銅板が輝きを無くし、渋くなりました。
 木材(桧・赤松)も肌の艶が無くなった感じになり、土台付近が黒くなってきています。
 漆喰壁は、艶が無くなりましたが、殆ど変化が見えません。
 石材も変化が見えません。

内観の方を見てください。
 木材の肌の艶が、まだ残っています。
 腰板(桧)が乾燥による収縮で、隙間が見えています。
 西面の腰板が雨水の浸入により、少し黒ずんでいます。
 漆喰壁は、艶も有り、殆ど変化が見えません。

1年間風雨に晒されていても、この程度なのは、天然素材・無垢材を使用しているからです。
これが、合板などでしたら、もっと傷んでいると思います。

全くエコとは関係なかったかな?やっぱり・・・
でも、何処かエコを感じる話と思いませんか^^

来年の覚えていたら、2年経過後を報告しますね^^
ECO通信 Vol.51 FSC(森林管理協議会)って知ってますか?
2010年09月06日
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FSC認証制度は、世界中の森林を対象に、環境保全の観点から適切で、経済的に継続可能な森林管理を推進しています。
ロゴマーク付きの認証製品は、環境・社会・経済の観点から厳しく管理された森林より生産されたことを意味します。
消費者は、認証製品を購入することにより、林業を支援し保全活動に貢献することになります。

国連食糧農業機関(FAO)の発表では、2000年から2005年の間で、世界の森林の消失面積は年間約1300万ヘクタール。
日本の国土の約3分の1の面積が1年で無くなっていると言うのです。
1秒にすると、サッカー場が約1面無くなっているそうです。
気候変動を起こしても当たり前の数字です。

身近な情報としては、内装建材メーカーの株式会社ウッドワンはFSC認証商品に力を入れています。
株式会社ウッドワンのニュージーランド現地法人ジューケンニュージーランド(JUKEN NEW ZEALAND.CO.LTD.(以下JNL))の経営する全ての森林で、森林管理協議会(FSC)の森林管理認証を取得しているそうです。

http://www.woodone.co.jp/fsc/index.html
ECO通信 Vol.50 再生可能エネルギーの全量買取制度
2010年08月13日
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現在の余剰電力固定買取制度が全量買取制度に変わる日が近い様子です。

余剰電力固定買取制度のおさらい

ソーラーパネルで発電した電力を日常生活に使用して、余った電力を電力会社が10年間固定単価で買取る制度です。
2009年から1kw当りの単価が48円と従来の2倍なりました。
この買取単価改正により、電気代が少し上がったのを覚えていますか?
ソーラー発電をしていない方は少し損をして、している方がうんと得をする改正でした。
買取り価格は、イニシャルコストの低下に合わせて毎年見直しされ、少しづつ下がっていくはずです。

全量買取制度とは?

ソーラーに限りませんが、発電した電力全てを電力会社が買取る制度です。
従って、自分が日常生活で使用する電力は全て電力会社から購入することになります。
全ての電気代をまた少し上げて、電力会社の買取コストを全電力消費者から徴収します。
ドイツなどでは買取価格が消費価格の3倍とか4倍に設定されて、発電設備の普及に従って下げていってます。

どこが違うのでしょうか?

余剰電力固定買取制度では、生活余剰電力でないと買ってくれません。
大家さんが、自分の生活とは関係なく借家などにソーラーパネルを設置し、電力を売ることが出来ませんでした。
全量買取になると、生活に関係なく電気を売ることができます(商売として成り立つかどうかは別ですが^^)。
これって・・・考えるともの凄く違うことになるんですよ・・・考えてみてください。

現在の余剰電力固定買取制度の契約者はどうなるのでしょうか?

申し訳ないですが、たぶんの話になります。
余剰電力固定買取制度か全量買取制度かどちらかを選択出来るようになる筈です。
これは、電力会社の買取価格の設定により自分に有利は方を選択出来る(一回だけだと思いますが)。
皆さん、よ~~く考えて見ましょうね^^。
今からでも急いでソーラーパネルを設置しておかないと、この選択に参加できません。

そうそう、ソーラー発電の設置を考えるなら、是非とも弊社に一度連絡してください。
見積り、頑張りますよ^^。
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